CHOKOTTOはセーターのようなニット生地です。
今回は「セーターのような」、というのはどういうことなのか書いてみようと思います。
一般的に洋服に使われるニットは、大きく分けて二種類あって(本当は他にもありますが・・・)、ひとつが横編み、もうひとつが丸編み、と呼ばれています。
横編みのニットは、機械が横方向に往復して、一列に並んでいる針で編まれています。
丸編みのニットは、丸い形機械のふちにぐるっと一周並んでいる針で筒状に編まれています。
下の写真は左側が横編みの機械、右側が丸編みの機械です。
横編みのニットは、主にセーターやカーディガンに使われているニットです。そして丸編みのニットはTシャツなどいわゆるカットソーと呼ばれるものに使われているニットです。
丸編みのニットは細かいループで薄手であることが多く、横編みのニットはそれと比べふっくらとして、大き目のループで様々な組織を編むことが出来ます。
CHOKOTTOの編み地はセーターと同じく「横編み」のニットなんです。
手芸屋さんには、丸編みのニット生地は色や種類、プリント柄などもいろいろあるのですが、横編みのニットはなかなか手に入りません。横編みならではの柄、風合いもたくさんの人に楽しんでほしい、ハンドメイドの仲間入りをしたい、とはじめたCHOKOTTOです。
普通生地を買うときは、大きく折ったもの、編んだものを裁断して購入しますね。CHOKOTTOの編み地はA3サイズで小さいのですが、その寸法に設定して編んでいます。
なので、布と同じように耳があり、しかもその耳は始末することなく使う事が出来ます。
さらに横編みにはもうひとついいところが!編み始め(編み出しと呼びます)も始末がいらないのです。セーターの袖口や裾と同じようにそのまま端を使う事が出来ます。うまく耳と編み出しとつかうと簡単ソーイングが出来ちゃいます。
編み出しと耳をそのまま使ったクラッチバッグの作り方はこちら
ニットソーイングが得意な方には、リブをオススメします。丸編みのリブは二つ折りにしてダブルでつけると思いますが、横編みのリブなら編み出しを使ってシングルでつけることもできます。リブ編み地の種類も増やしていく予定なのでぜひ試してみてください。
CHOKOTTOの編み地はセーターと同じく「横編み」のニットなんです。
セーターと同じですが、ニットは冬だけのものではありませんよ!リネンやコットンなどの夏素材ニットの風合いもぜひお楽しみください!
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